力がつく夏期講習とは?

皆様こんにちは。雨がしとしとと毎日降り続いていてなかなかスカッとしない天気が続いていますねー。

ここ最近このブログのビュー数がまた伸びてきているようです。皆様に読んでいただけているということを肝に銘じて今後もマイペースで続けていきたいと思います。

さて、今年もいよいよ夏期講習が始まります。塾にとっては1年の中で一番実力を試される1か月になります。ですから事前準備には特に時間をかけてしっかりと行います。塾生ひとり一人に合った教材・授業の提供を考えてプランをいくつか用意しておきます。

夏休みの間に力(学力)をつけるために絶対に欠かせないことが1つあります。それを塾の先生が考えているかどうかで実は夏休み終了後の成果に大きな違いが出てきます。

昔私がとある大手の塾にいた頃、ある実験を行ったことがあります。その塾は教室数が10教室近くあり、1つの教室には中3生が40人から60人くらいおりました。私はそのうちの1つの教室の教室長でした。そこで何を実験したかというと『7月の北辰テストと9月の北辰テストの平均偏差値の伸び』を競う実験です。簡単に言えば『夏期講習の間にどの教室の偏差値が一番伸びたか』ということですね。夏期講習の教材はどの教室も同じものを使用しますが、やり方は各教室のオリジナルに全て任せるというものでした。各教室の教室長は東大出身者や京大出身者もいて強者ぞろいでした。でも私には勝つ自信がありました^^

夏期講習終了後の結果は私の教室の圧勝でした。他の教室の平均偏差値の伸びは良くても2~4。あってはならないことですが平均偏差値が下がった教室もありました。しかし、私の教室は『6』伸びました。偏差値をあまり知らない方は6伸びたと聞くと『少ない!』と感じるかもしれませんが点数でいうとおよそ70点分くらいアップさせないと偏差値6は伸びません。塾生の中には夏休みの間に5教科の偏差値が15伸びた生徒もいました。

私はそれ以来塾内で高評価を受け、その塾の幹部としてしばらく仕事をしていました。

では、私は一体何をしたのか。使っている教材は全教室同じなのになぜそこまで差が出たのか。実は、私は夏期講習前に塾生達全員とある約束を交わしていました。

①苦手な教科1つまたは苦手な単元を5つ夏の間に必ず克服する。

②得意教科は毎日欠かさず20分勉強する。

③単純なミスを0にする。

④他の教室の塾生達に必ず勝つ!

⑤1位になったらみんなでパーティーw(費用すべて塾持ち)

他にも細かい取り決めはありましたが大きく分けると以上5つです。

『塾生と先生の意識の共有と常に目標意識を持たせること』が成功への第1歩なのです。

そして『成功したときの報酬』も欠かせません。

与えられた教材をただ言われた通りやり進めるだけでは普段と何も変わりません。学校が長期間無い夏休みだからこそできることがあります。先生と塾生の一体感が生まれれば可能性は無限大に広がると考えています。あなたが通っている学習塾はどうですか??

力がつく夏期講習を今年も始めたいと思います^^

さぁみんな、気合入れてやるぞー!!



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