学習の癖② ~悪い癖編~

前回に引き続き、今回は[『悪い癖』に関して書いてみたいと思います。

勉強において私が考える悪い癖というのは、以下の3点において悪影響を及ぼすという観点からの悪い癖です。あくまで私見ですので異論はあるかもしれませんがご了承下さい。

①勉強効率が落ちる悪い癖

②集中力が長続きしない悪い癖

③直接点数に結びつかない悪い癖

まず①からですが、これは『自分の身の回りの整理整頓をしない(だらしない)癖』が代表ですね。勉強をやるためには何より環境が一番大事です。勉強道具と一緒に漫画やお菓子やゲームなどがごちゃごちゃあるような空間で良い成績が取れる勉強ができるとは到底思えません。勉強をやる前にまずは身の回りの整理整頓です。勉強に関係ないものは手の届かないところに置くか親に預かってもらい、集中できる環境を作ることです。どうしても部屋が片付かない場合は塾の自習室を利用すると良いでしょう。

次に②についてですが最近ではやはり『スマホをいじる癖』ですね。今や中・高生の女子のスマホ依存は依存予備軍も入れると『女子中・高生2人に1人はスマホ依存』とも言われています。とにかく何をしているときでもスマホを放さず、スマホを持っていないと気になって気になって落ち着かないという症状があります。ですから勉強をしていても集中力が続くはずもなく成績向上も望めません。ある専門家はスマホ依存を断ち切るには結局解約が一番だと言っていますがご家庭でしっかりと話し合った方がよいでしょう。

③に関しては一番よくみられるのが『問題集などを解いているとよく考えずにすぐ答えを見てしまう癖』と『わからないとすぐに周りの人に聞いてしまう癖』があげられます。これは間違いなく点数に結び付きません。解答を参考にすること自体は特に悪いことではありませんが、解答を見ることに慣れ過ぎてしまうと、思考をせずにすぐに解答を見てしまうという悪循環に陥ります。これでは勉強にとって最も重要な『考える力』が身につきません。『わからないとすぐに周りの人に聞いてしまう癖』も同様です。間違ってもよいので自分で考えてまずは答えを出してみることです。そして自分で考えた答えとどこが違っていたのかをしっかり考えることです。

どんな癖でも、癖というのはすぐに治るものではありません。ですが学習に関しては、治す努力をしてみると意外と直る可能性があると思っています。是非トライしてみてください!

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