学問に王道はありません。これをやったら早く簡単に終わってテストで絶対高得点を取れる。というものは残念ながらなかなか存在しません。勉強は本来『面倒で、つらくて、できればやりたくないもの』です。
なぜそうなのでしょう?その答えは意外にも簡単です。
それは『今すぐに必要としている知識ではないからです。』
大人でもそうでしょう。例えば今勤めている会社が食品産業だったとします。
食品の勉強なら普段扱っていることもあり、割とすぐに頭に入ってくるものも
あるかもしれません。
しかし、例えば今日から自動車の生産システムについて学んでくださいと言われたら
頭がパンクしそうですよね。ボルトとナットくらいはわかるけど・・・みたいな感じに
なりそうです。
生徒達の頭の中もこれと同じようなことが起きています。
光の屈折を勉強するけど日常生活に光の屈折はあまり関係ないことです。2次関数を勉強
するけれど生きている中で放物線を見かけることはほぼありません。
だから勉強は『面倒で、つらくて、できればやりたくないもの』なのです。
小学生のうちはあまり意識もせずにやっていた勉強ですが、中学生になると完全に自我が目覚め、
今やっていることに対して評価を下すようになってきます。
中学生の勉強のポイント②に続く・・・
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