皆さんが通っている学校の先生は的確な進路指導はできているでしょうか?
皆さんが通っている塾の先生は的確な進路指導はできているでしょうか?
先生と進路の話をして大切なことが解決しているでしょうか?
進路指導とはそもそも何かというと、極論でいえば、生徒が志望した高校に行けるか行けないかをはっきりと先生が生徒に伝えることかなと思います。
勿論それに付随する勉強の悩みだったりを解決することも重要かもしれません。
実は、的確な進路指導ができる人とできない人を見分ける簡単なコツがあります。
単純に『予想』的な進路指導をしている先生はほぼほぼだめです。
逆に『断言』しているような進路指導をしている先生は、例外もありますが、進路指導ができている先生の可能性が高いです。(適当に断言する大人もいます。気を付けて下さい。)
例えばですね…
生徒A「先生私第1志望の〇〇高校に入れるでしょうか?」
先生「そうだね、今いい感じだからこのまま頑張れば入れる可能性あると思うよ」
これ、だめですね。これ進路指導になってないです。塾の先生がこんな感じのアドバイスをするならそれは失格ですね。柔らかい口調のような感じを受けますが『意思』がないですね。営業スマイルのような相手に合わせた感じのただの会話です。
受験が近づくと生徒達は第1志望校に入れるかどうか本気で悩みます。そして勉強に不安を感じ始めます。その不安を取り除くためには受かるかどうかの最終的なプロの目が必要です。
確かに受験は『テストの成績が悪ければ落ちてしまうから断言はできない。』という面もあると思っている方も多いでしょう。でも生徒達一人ひとりの成績をしっかり見て高校のデータと照らし合わせれば合否はほぼ断言できます。
ですから予想で話している先ほどの例の先生は
①相談に来た生徒の成績がしっかり頭に入っていない
②高校のデータがしっかり頭に入っていない
のどちらかかまたは両方です。こんな先生に進路任せられませんよね?
ちなみに私なら例えばこうアドバイスします。
「ここ3回の5教科の平均偏差値が53なので苦手な社会と理科の得点を8点ずつアップさせれば平均偏差値が2上がるから安全圏に入るよ。そうすれば必ず受かるはず。だから理科と社会をこのテキストを使って毎日2時間勉強しよう。」
こんな感じで具体的な数字を出しながら同時に勉強をやる意味と、やれば届くという思いを満足させます。
『生徒の不安をしっかりと取り除き、自分の勉強に意味を持たせ、第1志望校合格という夢を叶えられるような的確な進路指導』を私はいつも心がけています。
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