分かる→出来る で高得点を取れる??

皆様こんにちは。いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

暑い日が続いております。熱中症にはお気を付けください^^;


さて、当学習塾は夏期講習も中盤を迎えておりますが、全体的にまずまず順調に来ております。コロナ禍の中、体温・密・清掃(消毒)・換気・マスク着用に注意しながら日々授業をしております。

中学生に関しては、8/11現在で塾生のおよそ90%が学校の夏休みの課題がほぼ終わっている状況です。『ほぼ』というのは日記や絵や感想文など、ある種のイベントをこなさないと書けない課題もあるのでそれは仕方ないですね。

小学生はお盆明け後に再度チェックをしますが、中学生のように休み明けテストがあるわけではないので来週いっぱいで終了できれば良いかなと考えています。


これを読んでいる皆様はこんな話を聞いたことがありませんか?

『分かる』と『出来る』は違う。『分かる』だけでは点数が取れない、『出来る』まで何度でも繰りかえして初めて良い点数が取れるのだ…と。

塾の先生なんかは得意げに色々な所でこの話をしたりします。まぁ、間違ってはいません。

でも私は、それでも高得点は取れないと考えています。


実際にあった具体例を示してみましょう。ある年の夏、中学2年生の女の子が入塾してきました。それまで駅前の塾に通っていましたがずっと学校の成績が伸びず、夏休みにうちの塾に入りました。集中力を高い水準で維持でき、言ったことはきちんとできる優秀な生徒でした。しかし学校の成績は平均点より少し高い程度でした。そこで、テスト前の今までの勉強法を聞いてみました。

『学校の範囲表を見て、提出物や先生に出るといわれたものを3回はやります』

と、本人は言います。

なるほど。素晴らしいですね。基本はOKです。それプラス何をやりますか?と私は聞きました。

『え??他に何かやるんですか?』本人はびっくりしています。

高得点が取れない理由はそこでした。


提出物や先生に出るといわれたものを3回くらいやると平均点程度は取ることができます。どの学校も大体そうです。しかし高得点を取りたいならそれだけではだめです。

3回繰り返すというプロセスは 『分かる→できる』のプロセスに他なりません。この上にもう一段『高得点を取るための学習』というプロセスを追加する必要があります。

高得点を取るためには『様々な問題を解く』必要があります。当然学校のワークからそのまま出題されない問題に対応するためです。しかし様々な問題を解くためにはそれだけ教材をそろえる必要があります。自分でそろえるとなると費用と手間がかかり大変です。そこで塾の出番です。塾には何百冊という教材がそろっています。塾生であれば無料で閲覧することができます。しかもその塾生の実力に合う教材を私が選んであげることができます。塾生自身が自分で選ぶ手間も省けて時間の短縮にもなります。

その生徒は2学期のテストで見違えるような結果を出し、無事上位の高校に入りました。


基礎を学ぶ上で繰り返すことは重要です。しかし繰り返すだけでは高得点は取れません。様々な問題にトライし色々な角度からトレーニングする力が必要です。


分かる(基礎を理解する)→出来る(基礎問題を繰り返す)→高得点を取るための学習(応用力をつける)→テスト本番 という流れがベストです。

伸び悩んでいる人は是非参考にしてみてください。




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