個別指導で成功するパターンと失敗するパターン

皆様こんにちは。いつもブログをお読みいただきありがとうございます。


さて、本日は、『個別指導で成功するパターンと失敗するパターン』について書いてみようと思います。


『テストで英語と数学の点数が低いから個別指導の塾で英語と数学だけ授業を受けているのに全然成績が伸びない』

こんな相談を最近もよく受けます。

確かに弱点を補強するという意味で塾の活用は間違っていないのかもしれません。担当の個別指導の塾の先生はいつもこう言います。

『苦手なものは時間がかかるものです。すぐには結果が出ません。あきらめずに1つずつできるようにしていきましょう』

これはマニュアル通りのセリフです。間違ってはいませんが本当にそうなのでしょうか?


個別指導には、成功するパターンと失敗するパターンが存在します。もちろん100%ではありませんが、おおよその傾向としてはこれからお話しする傾向になります。


①個別指導で成功するパターン

・個別指導で受けている科目以外の科目は割と得意科目で点数が取れている

・自宅での勉強の習慣がある程度身についている

・苦手科目の復習を必ずきちんとやっている

・テスト前に苦手科目の勉強時間をしっかり確保できている


肝心なのは苦手科目に対する高い学習意識を持っているかどうかです。教わったことをきちんと復習し自分のものにするための時間を取っていれば段々できるようになっていきます。他科目に学習時間をあまり割かなくてもよい状況であればそれも可能でしょう。苦手を克服するのも時間の問題で、これが成功するパターンのほとんどです。


②個別指導で失敗するパターン

・個別指導で受けている科目以外の科目も点数があまり良いとは言えない

・自宅での勉強の習慣がほとんどない

・苦手科目の復習はめんどくさくてあまりやらない

・テスト前に苦手科目の勉強時間をほとんどとれない


上記のような状況だと苦手科目の成績を上げることは困難でしょう。塾に通っているだけで全く力がつかないという状況になります。

『テストで英語と数学の点数が低いから個別指導の塾で英語と数学だけ授業を受けているのに全然成績が伸びない』という相談を持ってくる生徒の大半は上記のような状況です。


テスト前には苦手科目の学習を第1に行わなければならないのに、ほかの科目の学習が大変だし、普段から学習の癖もついていないので学習の要領も悪く、時間だけが過ぎていき、結果として苦手科目の勉強は後回しになり点数が取れない。こういうことです。


入試は『総合力』です。できないものばかりに時間を費やすのではなく、『学習』というトータルな目線で戦略を練る必要があります。

簡単に言えば、苦手科目を学習する時間を確保するためにどれだけ他の科目を要領よくこなしていけるかだと思います。


学習塾NeOの中学生は5教科必修です。出来る科目をさらに伸ばし、苦手科目の学習時間をとれるように指導しています。テストで100点を取ってくる生徒もたくさんいます。5教科で50点点数が伸びることもよくあります。


苦手な科目ばかりに目を向けるのではなく、その他の科目にも目を向けると様々な解決法が生まれてくると思います。是非参考にしてみてください。









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